楽天ステマ事件を知っていますか?

楽天ステマ事件とは

2015年3月にインターネット通販大手「楽天市場」でステマ(ステルスマーケティング)が問題になった事件がありました。
詳細は、楽天に出品している業者が、ステマ(口コミ)業者を使って、自店舗の評価を上げている事が問題になったのです。

実はこういった事は結構他のインターネットモールや紹介サイトなどでもよくある事なのですが、なぜこの事件はこんなに大々的になってしまったのでしょうか?

ステマをするとどうなるのか?

さてインターネット事情に詳しくない人はどういった事件で、なんでそんな事をわざわざするのかがわからないと思うので一から解説していきましょう。問題となったのは2015年の事ですが、こういった業者やステマ、自作自演というのは今現在でも多く暗躍しています。問題になるのがたまになだけで、かなりの数同じような業者はいてますのでそこら辺も踏まえたうえで説明します。

まず楽天やAmazonなどの大型のショップサイトになると、店舗登録数が非常に多いので、必然と同じ商品を扱うライバル店舗なども多くなってきます。
するとユーザーが商品を検索したところで、自社の商品にたどり着いてくれるかどうかがわかりません。そこでこういったサイトは商品を並び替える事が出来るのです。価格順など、並び替え方法にも数種ありますが、その中でも「評価順」に並び替える事が出来ます。
すると、高評価がたくさんついてる物から上位表示されていくので、ユーザーは上位表示されている物から買う確率が高くなります。そういった目的で良い評価をたくさんつけたいと思って、代行業者に出店店舗はお金を払って依頼するわけですね。

楽天やAmazon以外のサイトでももちろん上位表示された方がユーザーから選ばれる確率がもちろん上がるので、食べログやアットコスメ、アップルストアまで様々な場所で高評価をつける戦いになっています。
やはり店舗などが自分で何度も高い評価をつけるのは、携帯電話の数やIPなどの問題から限界があるので、そういった代行業者に依頼するわけです。

代行業者のシステムとは?

上に書いたように代行業者は、楽天の出品者から依頼を受けて、高評価をつけていきます。あらかじめそういった代行業者は楽天なら楽天のAmazonならばAmazonのアカウントを無数に取得しており、業者によっては100台以上の携帯電話を使用して、色々なIPを駆使したりして、高評価をつけていきます。その手口は巧妙化しており、パソコンであれば、評価する時間を変更したり、ブラウザを変えたり、書き込む地域や年齢や性別など変えたりして楽天などにばれないように評価をつけていきます。
ロボット的な実際に人が存在しないアカウントを使用している業者もあれば、実際にいるユーザーと契約してそういった評価をつけている業者もあったりで、実際には自作自演のステマなのか、実ユーザーが評価や口コミを書いているのかがわからないくらいになっています。

代行業者もそこまでの価格はとっておらず、とたえば一か月に10回高評価を付けて月額5万円とか、出品店舗が支払える額を設定してうまくやっている業者が今でも横行しています。

口コミ・評価だけではない

さらにはそういったショッピングサイトの口コミや評価だけでなく、そういった業者はSNSのフォロワー・いいねを売ったりしています。これも原理は一緒で、投稿された記事などが上にくるように、例えばtwitterやインスタグラムのフォロワーを一人いくらで売ってたり、いいね1に対して売ってたり、youtubeのチャンネル登録数や再生回数を売ってたり、アメブロの読者を売ってたりとステマ業者は様々なものを売っており、サーバーやサイト側で防いだり、アカウントを削除したりしても、新たな方法を考えたりするのでいたちごっこの状態になっていますが、ある程度見る人間が見れば、ついてるフォロワーやいいねは不正だなっていうのは目視でわかったりもします、すべてではないですが。

では2015年の楽天ステマ事件は何が問題だったのか


最初にあげた2015年の事件ではニュースサイトの記事によると、大阪市北区のシステム開発会社「ディーシーエイト」が楽天市場に出店している121店との契約して、商品の売買を装い、月150件ずつ投稿する契約を月額8万円を売り上げていたと書いてあります。それに伴い楽天は11万件超の書き込みをしていたことを確認。利用規約に反する行為で出店者との契約解除を余儀なくされたなどとして、業者に約2億円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

と書いてあります。これはやはり「商品の売買を装い」というところが問題で、まず商品を買っていないのに評価をしているところが一番目の問題だと思います。そしてやはり規模が大きすぎた事が第二の問題です。
これは規模がかなり大規模だったので、ニュースにもなり問題にもなりましたが、2019年、令和になった現在でもまだまだこんな業者はあるので、楽天などに出店している方やユーザーも注意が必要です。

要するに評価を鵜呑みに出来ないとなります。この事件は業者に依頼していた出店者側にはペナルティはなかったと思いますし、ネットにどの店舗が依頼していたと流出しなかったので、店舗側にはダメージはなかったですが、万が一そういった情報が流れてしまうと店舗側もユーザーからの信頼を一気に失ってしまう事が考えられますので、万が一こういった業者から店舗側に営業メールなどがきた時もほいほいと誘いに乗らないように注意してください。

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